概要¶
Wikiツールとして有効に利用しているgrowi。そのバージョンアップ方法のメモです。
※これは、単にgitのみの手順です。他にシステム要件(他のミドルウェアのバージョンアップなど)がある場合は、それも合わせて実施することを注記いたします。
前提¶
- 既にgrowiをインストールしていること。
- systemdによってサービス化されていること。
- 最新版がリリースされていることを以下のサイトで確認していること。
手順¶
さっくりとした手順¶
- growiのサービスを停止します。
- gitコマンドで最新版を引っ張ります。
- アップグレードを行います。
- growiのサービスを再開します。
- アップグレードされたことを確認します。
growiサービスを停止します¶
systemctl status growi.service
# サービススクリプトを[growi]にしている場合
# active (running)を確認します
sudo systemctl stop growi.service
systemctl status growi.service
# inactive (dead)を確認します
growiディレクトリに移動します¶
cd /opt/growi
# 自分の環境に合わせます。
最新版がリリースされていることを確認します。¶
sudo git fetch --tags
sudo git tag -l
# スペースで確認していき、上記リリースサイトと同じバージョンがあることを確認します
# 2023/01/26 現在でv6.0.4
チェックアウトとインストールを行います。¶
sudo git stash
sudo git checkout 【バージョン】
sudo yarn
# マシンスペックによっては相当時間がかかります
# Done in 【時間】と書かれていたらアップグレード完了です
growiサービスを起動します。¶
systemctl status growi.service
# inactive (dead)を確認します
sudo systemctl start growi.service
systemctl status growi.service
# サービススクリプトを[growi]にしている場合
# active (running)を確認します
バージョンアップを確認します。¶
- ブラウザから設定したgrowiのドメイン/IPにアクセスします。
- 画面下部にあるバージョンがチェックアウトしたバージョンであることを確認します。